なでしこジャパン、オーストラリアに1-0 アジアチャンピオンに

2018年4月21日 11:47

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 20日(現地時間)、ヨルダンで行われた女子サッカーアジア大会決勝で日本はオーストラリアと対戦、1-0で勝利した。

 前半12分、オーストラリアはカーがPA内で強烈なシュートを放つが、GK山下杏也加がこれをスーパーセーブする。さらにこのこぼれ球を繋いで再びシュートするも山下がジャンプし手を伸ばしてキャッチ。前半14分、オーストラリアは左サイドからのカーペンターのクロスをGK山下がキャッチできずにこぼれたボールをバットがシュート。これが熊谷紗希の手に当たってPKを得るが、ケロンドナイトのPKもコースが甘く山下がセーブする。

 序盤からオーストラリアのシンプルな前への攻撃が目立つが、これをしのいだ日本は反撃に転じ両チーム共にゴール前のシーンが増える。前半24分、岩渕真奈が強烈なミドルシュートを放つもDFに当たる。前半36分、日本は岩渕がドリブルでキープしながら出したスルーパスに反応した長谷川唯が切れ込んでシュートを放つ。これは惜しくもGKウィリアムズの指先に触るスーパーセーブに防がれる。

 後半7分、バンエグモンドのミドルシュートがクロスバーを叩く。後半27分、菅澤優衣香に代えて横山久美が投入される。すると半39分、長谷川の左サイドからのパスを受けた横山がPA内に持ち込んだところでDFを交わし放ったシュートがゴールネットを揺らし日本が先制する。最後までGK山下を中心とする粘りの守備で逃げ切り、アジアカップを手にした。

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