ノワール ケイ ニノミヤ、2018年秋冬コレクション発表

2018年3月8日 12:26

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記事提供元:ファッションプレス

 ノワール ケイ ニノミヤ(noir kei ninomiya)の2018-19年秋冬コレクションが、フランス・パリで発表された。

 今季は、フラワーアーティストの東信とコラボレーション。ノワール ケイ ニノミヤの漆黒の世界に花々がヘッドピースとなって色彩の命を宿し、美への探求心をより感じさせられるシーズンである。

 クリエーションのキーワードは、様々な要素を融合させること。テキスタイルを縫うのではなく、パズルピースのようなバーツをハトメを使って留め合わせることで服を作るデザイナーの二宮啓。ブランドのカラーは黒と決まっていて、制約がたくさんある中で、素材、組み合わせ方などを変えて、一つひとつのピースから個性を引き出している。

 キーワードとなったのは通常だとミックスされることのない“レアなパートナー”と同居させること。例えば、秋冬シーズンに多く用いられる温かみのあるフェザーを、春夏っぽいオーガンザと組み合わせて一つにしたり。アコーディオンや扇子のようなジャンバラ型のシースル素材に毛足の長いファーを取り付けたり。洋服の原型となるパーツそのものを異素材で融合。

 作り上げたパーツをパズルのように組み合わせて出来たドレス、ジャケット、コートといった装いは、ふわふわ、ひらひらととにかく動きまわり躍動的。漆黒で染まっているのに軽さがありエレガントだ。ボリューミーで存在感抜群なピースが揃うなか。ボトムスも負けじと重量感のあるピースを組み合わせた。象徴的なのは、フェイクレザーのキルティングやオーガンザなどで仕上げたフレアなスカートの起用だ。

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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