V・ファーレン長崎、J1で初の勝ち点1を挙げる J1第2節

2018年3月4日 10:12

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 3日に行われたJ1リーグ第2節にて、V・ファーレン長崎は、ホームのトランスコスモススタジアム長崎でサガン鳥栖と対戦、2-2で引き分けた。今シーズンから初のJ1に昇格した長崎は、リーグ2戦目にして初の勝ち点1を挙げた。前半は長崎が2点をリードし、J1初勝利かと思われたが、後半は鳥栖が2点を返してのドローに終わった。

 試合開始早々の前半2分、長崎はセンターサークル付近で縦パスを受けたファンマが走り込んだ澤田崇に横パスを出す。受けた澤田はDFの股を抜いて豪快に放ったシュートがネットを揺らしホームでの開幕を飾るファインゴールを決め先制する。前半35分、長崎はセンター中央からのパスに反応した鈴木武蔵がドリブル突破しPA内に入ったところでゴール隅に流し込んで追加点を奪う。

 後半15分、鳥栖はクリアボールを拾った小林祐三が出したパスを高橋秀人がPA手前から直接シュートを決め1点差とする。鳥栖は小野裕二のゴール至近距離からの惜しいシュートなど攻撃が活性化する。長崎は守備に追われる展開となり4バックにシステム変更、鳥栖のサイド攻撃を封じにかかる。

 後半37分、長崎はカウンターから翁長聖が抜け出して放ったシュートするも、ポストの内側を直撃し弾かれ3点目を逃す。すると後半39分、逆に鳥栖はCKを鄭昇玄がヘッドで合わせて、2-2の同点に追い付き、このまま終了した。

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