ザギトワが金、宮原4位 坂本6位 平昌五輪フィギアスケート

2018年2月24日 13:06

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 23日、韓国・江陵アイスアリーナで平昌オリンピック女子フィギアスケートフリーが行われた。アリーナ・ザギトワ(OAR)が金メダル、エフゲーニャ・メドベージェワ(OAR)が銀メダル、ケイトリン・オズモンド(カナダ)が銅メダルに決まった。日本の宮原知子はショートプログラム(SP)、フリー共に自己ベストを更新し4位、坂本花織も6位に入賞した。

 ザギトワは、今シーズンにシニアデビューしたばかりの15歳の新鋭だが、シニア大会も連勝中で女王メドベージェワとの対決が注目されていた。22日のSPでは、メドベージェワが81.61点の世界記録を出すと、すぐにザギトワが82.92点と更新するハイレベルな金メダル争いを演じていた。

 ザギトワは、後半に7つのジャンプを全て集めるプログラムをほぼミスなくこなし、フリー156.65点、トータル239.57点で自己ベストを更新した。メドベージェワは、前半から着実にジャンプを決めていくもフリーはザギトワと同じ156.65点、しかしSPの得点差が響きトータル238.26点で銀に終わった。

 宮原は、演技冒頭のから全てのジャンプをノーミスで終え、フリー146.44点、トータル222.38点で自己ベストを更新するも惜しくもメダルに届かなかった。坂本は、終盤のジャンプで着地が乱れるシーンが一つだけあったが、フリー136.53点、トータル209.71点で6位入賞を果たした。

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