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厚労相、年金受給開始65歳の変更は「考えていない」
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加藤勝信厚労大臣は年金受給開始年齢を65歳から変える考えは、今はないと強調した[写真拡大]
加藤勝信厚労大臣は年金受給開始年齢に引き上げについて「65歳でもらえるというそのものの時期をずらすという話については、今は、全く考えておりません」と語り、年金受給開始年齢を65歳から変える考えは、今はないと強調した。
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加藤大臣は19日までに記者団の問いに答え「現在、65歳で支払うことをベースに作られているわけであり、今回はそれをベースに60歳まで繰り上げる、あるいは70歳まで支給時期を遅らせる、この70歳までの時期をさらに75歳とか、もう少し先かもしれませんが、選択肢を広げていこうというのが今回の見直しだ」と説明した。
加藤大臣は「元気で働く方が増えてきている状況で、選択肢の幅を広げていくことについては、しっかり検討していきたい。検討するに当たっても、年金の財政と非常に絡む話であり、財政検証をしながらやっていく必要がある。65歳でもらえるというそのものの時期をずらすという話については、今は全く考えていない。財政検証をしていく中で財政検証の制度に則って、しっかりチェックしていきたい」と答えた。(編集担当:森高龍二)
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