ついに瑛太が動き始める!「anone」第6話

2018年2月17日 06:59

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■大きく物語が動き始めたドラマ「anone」

 2018年1月から日本テレビ系列で放送されている「anone」の6話が2月14日に放送された。6話は今まで暗躍していた瑛太が演じる理市がついに動き始め、物語が変化していくのを感じる内容だった。理市は7話以降にがっつりと関わってくると予想される。

【前回は】田中裕子の演技に感服!「anone」第5話

■理市の誘惑に4人が揺れる

 亜乃音(田中裕子)とるい子(小林聡美)、持本舵(阿部サダヲ)、ハリカ(広瀬すず)が食卓を囲む中、理市(瑛太)が突然やってくる。そして彼は、突然「みなさんに偽札作りを手伝ってもらいたい」と言ってのける。亜乃音とるい子は彼の発言に屈することはなかったが、舵とハリカは彼の言葉に少しだけ興味を持ち始めていた。

 後日、ハリカはバイト先に行くも仕事がキャンセルになり、安い交通費しか支払ってもらえなかった。重い病気にかかっている彦星をどうしても助けたいが、自分の稼ぎでは一生かかっても無理だと実感してしまう。やるせない気持ちに陥るハリカだったが、帰り道で不思議な少年に出会う。彼は玲(江口のりこ)の息子である陽人(守永伊吹)で、みんなと発想が違っているため学校に馴染めずサボっていた。

 その一方、買い出しに出ていたるい子と舵。るい子が買い忘れたものを買い足すために町へ戻った際、偶然にも理市が舵と出くわす。彼は舵に「偽札作りを手伝ってほしい」と頼み込み、犯罪に加担するように言い寄る。そして、どうしても亜乃音にお金を返したい舵は、彼の甘い誘惑に乗ってしまうのだった。

■陽人の秘密を知った亜乃音は……

 陽人と仲良くなったハリカは、亜乃音の家に彼を招き入れる。玲から「息子に会わないでほしい」と頼まれていたが、彼の面倒を見た後に彼女の元へ送り返すことにする。その際、理市は妻子のある身であり、再婚はしないほうがいいと助言をする。

 しかし、玲は亜乃音の助言を聞こうとはしなかった。その上、玲と会った後に亜乃音は理市と出くわし、食堂に一緒に入ることになる。亜乃音は何としても偽札作りを辞めさせようとするも、理市は彼女にある動画を見せる。その動画は、陽人がある火事に関与していることがわかる動画だった。衝撃的な内容に直視できない亜乃音だが、このタイミングで理市は「偽札作りに協力してほしい」と再び交渉を仕掛けてくるのだった。

■理市の怪演に絶賛

 「anone」の大きな軸の1つである「偽札」に関して、大きく物語が動き始めた6話。本ドラマが全体として「偽物」に焦点を絞っているだけに、ラストに向けてどのように関係してくるのか気になるところである。

 「anone」は水曜22時、日本テレビ系列にて放送中。(記事:藤田竜一・記事一覧を見る

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