日本初、デジタル制御の次世代型カプセルマシンが登場

　IoT機器を手がけるつつう社は、電子マネー決済にも対応する日本初のデジタル制御カプセルマシン、「TUTUU PLANT」を開発した。パルコの青山直営店で2月9日から28日まで開催される「CATMOTTO STORE」において実際の商品販売を伴う展示が行われる。実機のリリースは6月頃を予定しており、価格はまだ未定だという。

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　カプセルマシン。言い回しは耳慣れないが、一般名詞としてはこう呼ぶ以外にないものである。古くから存在する簡易的な自動販売機の一種であり、ガチャ、ガチャガチャ、ガシャ、ガシャポンなど、非常に多彩なネーミングがある。これは地域差などによるものではなく、商標登録に関わるもので、バンダイ、タカラトミーアーツなどがそれぞれの名前の商標を所持しているのだが、利用者側としてはどの名前がどうということを覚える必要は特にない。

　さて、カプセルマシンは一般的には硬貨を入れて購入するというものだが、本「TUTUU PLANT」は電子マネー決済に対応する。従って、値段設定もデジタル的に行うことになるので、様々な単価設定が可能となる。なお、電子マネー決済であるので当然スマホ決済も（対応するスマホを所持していればだが）可能ということになる。

　また、見た目は華奢でも立派なIoTのデジタル自動販売機であるからして、いつどこで、どのボックスの商品が何個売れたかなどの情報、現在の在庫状況の情報などがネットワーク経由で確認可能、設定変更もネットワーク上から可能であり、メンテナンスが容易という利点がある。

　なお、CATMOTTO STOREに関する概要は以下の通り。

■「CATMOTTO STORE」（キャットモット ストア）

【期間】2017年2月9日（金）～ 2017年2月28日（水）
【場所】MEETSCAL STORE（ミツカルストア）青山店 *パルコ直営店舗
【住所】港区南青山5-2-15 ヴィィオレ南青山 地下1F
【概要】「猫と暮らす」、猫のための架空のインテリアショップ「catssnya（キャッシーニャ）」をテーマに、sakumottoとともにセレクト（記事：藤沢文太・記事一覧を見る）