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「シャーマンキング」の新章が「マガジン」で連載決定!人気の秘密は?
■人気漫画「シャーマンキング」が2018年に再スタート!
一時期は少年誌において一強とまで言わしめた「週刊少年ジャンプ」。過去には「テニスの王子様」や「ナルト」、「アイシールド21」など多くの人気漫画を連載しており、その中でも異彩を放っていたのが「シャーマンキング」だ。
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2018年現在でも根強い人気を誇っている「シャーマンキング」の新章が、「ジャンプ」から「マガジン」に移り、心機一転で再スタートとなるようだ。
■熱血系ではなく脱力系が主人公の「シャーマンキング」
「シャーマンキング」は「週刊少年ジャンプ」にて1998年から2004年まで連載していた漫画。2001年にはアニメ化も実施されており、「ジャンプ」の中でも人気漫画の1つとして数えられていた。単行本は全32巻で累計2,600万部にも上っている。
本作は人気絶頂だったが、当時の「ジャンプ」アンケートでは低迷した時期があり、それをきっかけに打ち切りが決定。作者や読者だけでなく、アニメで声優を担当した林原めぐみさえこの結果に異を唱え、2008年から3巻ずつ発刊された完全版にて完結。こうした事態を見ても、非常にコアなファンがいるのがわかる。
■「シャーマンキング」のあらすじ
物語であるが、主人公の麻倉葉は霊が見える体質の中学生。彼は霊を鎮める「シャーマン」であり、名家麻倉家の出身でもある。その血筋も関係して彼の実力は折り紙付きであり、当時は鬼人と呼ばれた侍・阿弥陀丸を持ち霊としてパートナーに迎える。
ある日、彼の前にインディアン風の民族衣装に身を包んだ「シルバ」という男が現れる。彼は葉に才能を見出し、500年に一度だけ開催される「シャーマンファイト」と呼ばれる試合に参加することになる。葉は阿弥陀丸と共に、シャーマンファイトを勝ち抜いて「シャーマンキング」になるための戦いに巻き込まれていくことになる。
しかし、葉が「シャーマンファイト」に参加するのは「シャーマンキング」になることだけが目的では無かった。彼には双子の兄である葉王がおり、この人物はシャーマンキングになって人類滅亡をたくらんでいる。圧倒的な力を持つ兄を倒すのが目的だが、それでも葉は憎しみに駆られた兄を助ける道を模索し続ける。
■ナンセンスなギャグと人間ドラマで溢れる名作
「シャーマンキング」は霊を通じた人間ドラマもさることながら、筆者独自のナンセンスなギャグも特徴。この辺りが人を選ぶポイントにもなってくるが、クセになると抜け出せない中毒性のある作品だ。
そんな作品が2018年に「少年マガジンエッジ」にて新章をスタートする。同時に「シャーマンキング」全35巻が電子書籍で刊行される予定のため、この機会にチェックしていただきたい。(記事:藤田竜一・記事一覧を見る)
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