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【新規上場(IPO)銘柄】オプトランは光学薄膜装置を製造・販売、IoT関連など成長分野へ積極展開
オプトラン<6235>(東1)は、12月20日に東京証券取引所市場第一部に上場した。同社は、光学薄膜光学薄分野において、「オプトテクノロジー」をコア技術に、主として光学薄膜装置の製造・販売から、成膜プロセス(技術・ノウハウ)の提供、アフターサービスまで一貫したソリューションビジネスを展開している。
光学薄膜装置は、デジタルカメラやプロジェクター等の一般光学部品、スマートフォンやタブレット等のタッチパネル、LED照明、車載カメラ、人体・生物認証センサー等に用いられているが、IoTの進展に伴って、様々な分野においてセンサーやデバイス、レンズなどの搭載が進み、薄膜技術の応用分野が急速に広がりを見せている。
前2017年12月期第3四半期業績実績は、売上高212億9800万円、営業利益54億9200万円、経常利益55億9300万円、純利益36億5500万円に着地。
前17年12月期業績予想は、売上高334億5400万円(前の期比2.2倍)、営業利益64億1100万円(同2.7倍)、経常利益61億7400万円(同3.0倍)、純利益47億3200万円(同3.2倍)を見込む。上場で調達した資金は人材の確保などに充てる計画。年間配当予想は、期末一括33円を予定している。
株価は、上場初日の12月20日に公開価格1460円を66.8%上回る2436円で初値をつけ、同22日高値3320円まと上昇した後、モミ合っている。足元でスマートフォン向けスパッタ成膜装置が大幅に増加しているほか、生体認証関連で真空蒸着装置も増加し、業績は好調。加えて、「半導体光学融合」や、IoT関連の「生体認証」、「車載関連」、「VR/AR」の成長分野に積極展開を図っていることが期待される。配当権利落ちに伴う売りを吸収、目先2800円割れが下値として固めつつあり、押し目買い優位に上値を試すか注目したい。(株式評論家・信濃川)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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