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妹さえいればいい。 第12話(最終回)「妹さえいればいい?」【感想コラム】
妹さえいればいい。 第12話(最終回)「妹さえいればいい?」〜一貫したストーリー性に感激【感想コラム】[写真拡大]
記事提供元:アニメコラムサイト|あにぶ
最終回、面白かった。♬
特に今回のOPの導入ですよね。
「最後だし、OPないパターンかぁ」とふわふわした気持ちで見ていたところにズドンッ!でしたから。
このラストにつなげることを考えて、OPのアニメーション作っていたとしらスゴい、いやヤバい。笑
また、みんなでゲームをやっているところは最終話でもブレないストーリー性が感じられました。
あれ、序文なのにもう最後のシメみたいな感じになってしまっていますが、もう少しだけレビューをさせていただければと思いますので、どうぞお付き合いのほど宜しくお願い致します。♬
Contents
1 お姉ちゃんもいいよね2 幸せは簡単には手に入らない3 妹さえいればいい。 感想
■お姉ちゃんもいいよね
前半パートでは、伊月が小説家になったきっかけに加え、本作のタイトルにつながるポイントが描かれていました。
中学生時代、友達がいなかった伊月のそばに寄り添っていたのは、三田洞彩音赤という一人の少女。
面倒見のいい年上のお姉さんで、ラノベの趣味が合って、コスプレまでしてくれたら、そりゃ惚れてまうやろ!笑
結果的に伊月の恋は実りませんでしたが、現在の彼の根幹を支えている「主役になりたい!」という強い思いが芽生えたきっかけが鮮明に描かれていましたね。
私もあんまり世迷いごとを言ってられる歳ではないのですが、「自分にはまだ秘められた何かが」と、自身に期待をかけてしまっている部分があります。
この思いが花開く日が来るのか、そもそも自分には才能なんてものは全然ないし期待するだけ無断なのかはわかりませんが、少なくとも自分だけは自分をずっと信じていてあげたいなと思っています。
ね、もうすぐですよね神様、この世界のどこかにいる那由多みたいな子に好きになってもらえる日は……。
■幸せは簡単には手に入らない
話は現在に戻り、『妹法学園』の祝賀会。
伊月たちがやっていたゲームは「ラノベ作家の人生」 という人生ゲームでした。
ちょっと調べたぐらいでは見つからなかったのですが、こういうゲームって実際にあるんですかね?
そして内容は思ったよりも重たいもので、全員の幸福ポイントがマイナスという血みどろの戦い。笑
でも小説家にかける各々の強い思い入れや、編集という仕事に興味を持つようになる京の姿など、最後は業界への愛が窺えました。
好きなことを仕事にしたい、または好きなことは趣味として堪能したいから仕事と切り離す━━この2つは意見の別れるところだとは思います。
ただいづれも何かしらの信念があるからこそ、声に出して自分の意見を言えることだと思います。
……運、私もいつまでもふわふわせずに伊月たちを見習わないと、なぁ。
■妹さえいればいい。 感想
最後なので、本作全体に関する感想を少し。
ストーリー全体を通じて感じたのは、伊月うらやましい、ではなく、“発見の連続で面白かった”です。
これまでのレビューの中でも何度か書かせていただいたことがあったのですが、普段は見られない小説家やその仕事を支える周囲の仕事を見られたところがとても新鮮に感じられました。
華のある仕事っというイメージが強かったぶん、実際に起こり得るダークな部分も垣間見えたように感じていて。
原作のライトノベルは(たぶん)まだ完結しておらず、アニメのラストも続きが気になる終わり方でしたので、二期の放送もついつい願ってしまいます。
その際はまた、レビューにてお会いできたら嬉しいです。
3ヶ月間お付き合い下さりまして、ありがとうございました。♬
妹さえいればいい。 感想コラムのまとめ
2017.10.28
(あにぶ編集部/哲太)
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