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ジョン・マカフィー、2要素認証有効でTwitterアカウントがハックと主張
自身のTwitterアカウントが2要素認証を有効にしたせいでハックされたと「サイバーセキュリティのレジェンド」ジョン・マカフィー氏が主張している(HackReadの記事、BetaNewsの記事、BBC Newsの記事)。
マカフィー氏は12月21日から「Coin of the day」として、あまり知られていない今後が期待される仮想通貨を毎日Twitterで紹介していたが、26日をもっていったん休止し、毎週月曜日の朝(初回は1月1日)に「Coin of the week」として再開すると宣言していた。しかし、27日に偽の「Coin of the day」がマカフィー氏のアカウントで複数投稿されたらしい。
マカフィー氏はアカウントがハックされ、Twitterに通知したとツイートし、偽投稿は既に削除されている。別のツイートではセキュリティのエキスパートであってもTwitterのセキュリティまでは手が届かないとし、自身がハッカーの恨みを買って攻撃のターゲットになっているとも述べている。マカフィー氏の偽アカウントもたびたび出現しているようだ。状況に関する質問に対しては、携帯電話が乗っ取られたらしいと返信しており、BBCの取材には2要素認証を有効にした際に認証コードがハッカーに盗み見られたとの見解を示したとのこと。その後マカフィー氏はすべてのアカウントで2要素認証を無効にしたそうだ。
どのような攻撃を受けたのかは不明だが、HackReadの記事では共通線信号No.7(SS7)の脆弱性が使われた可能性を指摘している。マカフィー氏が最高サイバーセキュリティビジョナリーを務めるMGT Capitalではセキュリティに主眼を置いたスマートフォン「Privacy Phone」バージョン2を2018年に発売する計画だが、攻撃にあった携帯電話の機種に関する質問には回答していない。レジェンドの思わぬ失態を面白がっているセキュリティ専門家もいるようだ。
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