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【注目銘柄】パーソルホールディングスは自律調整一巡して上値試す、18年3月期増収増益・増配予想
パーソルホールディングス(旧テンプホールディングスが17年7月商号変更)<2181>(東1)に注目したい。持株会社傘下にパーソルテンプスタッフ(旧テンプスタッフ)やパーソルキャリア(旧インテリジェンス)などを置く人材サービス大手である。18年3月期増収増益・増配予想である。需要が高水準であり、M&A効果も寄与して増額余地がありそうだ。株価は11月の上場来高値後の自律調整が一巡し、上値を試す展開が期待される。
■18年3月期増収増益・増配予想で増額余地
18年3月期連結業績予想は、売上高が17年3月期比14.4%増の6773億円、営業利益が7.8%増の360億円、経常利益が6.9%増の365億円、純利益が24.6%増の222億円としている。配当予想は1円増配の年間18円としている。
第2四半期累計は売上高が前年同期比17.3%増の3247億80百万円、EBITDAが2.4%減の210億48百万円、営業利益が3.9%減の160億17百万円、経常利益が1.6%減の166億68百万円、純利益が6.5%減の92億23百万円だった。
各セグメントおける成長投資や新ブランド認知拡大に向けた費用の増加などで微減益だったが、旺盛な需要も背景として既存事業が安定成長した。M&A効果も寄与して大幅増収だった。派遣・BPOは9.8%増収、リクルーティングは10.4%増収、海外は4.3倍増収、ITOは5.3%増収、エンジニアリングは4.1%増収だった。
通期予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が48.0%、EBITDAが44.7%、営業利益が44.5%、経常利益が45.7%、純利益が41.5%である。M&A効果などで下期偏重の計画だったことを考慮すれば、通期予想に増額余地がありそうだ。
■株価は自律調整一巡して上値試す
株価は11月9日の上場来高値2885円から一旦反落したが、11月30日の直近安値2557円から切り返している。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形だ。自律調整一巡して上値を試す展開が期待される。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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