サッカー日本代表の新ユニ - かつて武将が験を担いだ“勝色”がコンセプト

2017年12月6日 11:37

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記事提供元:ファッションプレス

 アディダス(adidas)から、2018 FIFAワールドカップ ロシア大会に向けた、新たな「サッカー日本代表ホームユニフォーム」が登場。2017年11月6日(月)18時より、アディダスオンラインショップにて先行発売、その後11月13日(月)より、全国のアディダスフットボール取扱店舗でも販売される。なお、W杯でサッカー日本代表はポーランド、セネガル、コロンビアとの対戦が決定。初戦は前回のリベンジができるか、コロンビアとなる。

■コンセプトは「勝色(かちいろ)」

 新ホームユニフォームのコンセプトは、「勝色(かちいろ)」。「勝色」は、かつて武将たちが戦いの際身にまとった鎧下と呼ばれる着物に使われる藍染の生地で最も濃い色とされ、その染色過程における叩く作業「叩く=褐(かつ)=勝つ」にかけて、勝利への験担ぎをしていたと伝わっている。今回は、この伝統的な「勝色」をホームユニフォームのベースカラーに採用することで、藍染というジャパンブルーの原点に立ち返りながら、サッカー日本代表の勝利もイメージしたデザインに仕上げた。

■デザイン面では刺し子柄をモチーフに

 デザイン面では、ユニフォームを縦断する「刺し子柄」が特長的。2018年はワールドカップ初出場から20年を迎えた節目の年であることから、これまでの日本サッカーの歴史を築いてきたあらゆる想いを紡ぎ、ロシア大会へ挑むというメッセージが込められているという。市販されるオーセンティックユニフォームでは、フットボールに特化して独自のアレンジを施したテクノロジー「CLIMACHILL(クライマチル)」を搭載。極細の糸を採用することで、優れた速乾性・通気性・冷却性を実現している。

 また、ショーツには軽さ、耐久性、撥水性、動きやすさを兼ね備えたウーブン生地が使用されている。さらに、ユニフォームの勝色よりも更に深い藍色を採用することで実現した、フィールド上で映える美しいコントラストもポイントだ。

■商品情報

 サッカー日本代表 新ホームユニフォーム発売日:2017年11月6日(月)18:00〜 アディダスオンラインショップで先行発売2017年11月13日(月)〜 全国のアディダスフットボール取扱店舗で発売

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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