【注目銘柄】M&Aキャピタルパートナーズは上場来高値更新、18年9月期も好業績期待

2017年11月29日 16:16

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 M&Aキャピタルパートナーズ<6080>(東1)に注目したい。事業承継案件に強い独立系のM&A仲介会社である。レコフおよびレコフデータと経営統合して総合型M&Aグループを目指している。需要が高水準で18年9月期も好業績が期待される。株価は自律調整一巡して上場来高値を更新した。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■18年9月期も好業績期待

 18年9月期の連結業績予想は、売上高が17年9月期比4.0%増の86億67百万円、営業利益が6.0%増の38億75百万円、経常利益が7.3%増の38億76百万円、純利益が1.0%減の25億76百万円としている。

 単体ベースの予想は、M&Aキャピタルパートナーズの成約件数が9件増の100件、売上高が8.6%増の68億79百万円、経常利益が8.1%増の36億76百万円、レコフの成約件数が10件増の30件、売上高が12.5%減の16億47百万円、経常利益が16.1%減の4億61百万円としている。

 連結ベースの純利益は、レコフが前期の大型案件の反動で減収減益を見込み、税金費用の増加なども影響して微減益予想だが、成約件数は合計で17.1%増の130件を見込み、増収営業増益予想である。コンサルタントの採用を継続し、反響型営業(セミナー、WEB、紹介等)も強化して、成約件数の増加を図る。18年9月期も好業績が期待される。

■株価は上場来高値更新の展開

 株価は本日11月29日は6900円まで上伸した。自律調整一巡して上場来高値を更新した。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインだ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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