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【注目銘柄】ネクステージは自律調整一巡、17年11月期予想に再増額余地で18年11月期も収益拡大期待
ネクステージ<3186>(東1)に注目したい。中古車販売の大手である。東海地盤に全国展開を推進し、新車販売の拡大にも注力している。17年11月期は大幅増収増益予想で再増額余地がありそうだ。そして18年11月期も収益拡大が期待される。なお17年11月30日を基準日(効力発生日17年12月1日)として1株を3株に分割する。株価は10月の上場来高値から反落したが、自律調整一巡して上値を試す展開が期待される。
■17年11月期予想に再増額余地で18年11月期も収益拡大期待
17年11月期連結業績予想(9月29日に増額修正)は、売上高が16年11月期比35.3%増の1180億円、営業利益が50.2%増の32億50百万円、経常利益が53.4%増の32億円、純利益が61.2%増の21億50百万円としている。販売単価の上昇と販売台数の増加、買い取り台数の増加などで売上高が計画超の増収となり、利益面では付帯商品の収益改善、車検台数の増加、買い取り台数の増加などによる売上総利益率改善も寄与する。
第3四半期累計(12~8月)は売上高が前年同期比38.6%増収、営業利益が50.4%増益、経常利益が53.9%増益、純利益が59.4%増益だった。そして通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が74.5%、営業利益が79.9%、経常利益が79.5%、純利益が80.1%と高水準である。通期予想に再増額余地がありそうだ。そして18年11月期も収益拡大が期待される。
■株価は自律調整一巡して上値試す
株価(17年4月1日付で株式2分割)は、9月29日発表の17年11月期業績予想増額修正や、10月10日発表の株式3分割(17年12月1日付)を好感し、10月16日の上場来高値2988円まで上伸した。その後は利益確定売りで一旦反落したが、2500円近辺から切り返しの動きを強めている。週足チャートで見るとサポートラインの13週移動平均線が接近して過熱感が解消した。自律調整一巡して上値を試す展開が期待される。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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