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【株式市場】TOPIXは一服し日経平均は王子HDの決算発表延期を受け一時下押すが3日続伸
◆日経平均の終値は2万2548円35銭(9円23銭高)、TOPIXは1792.66ポイント(1.42ポイント安)、出来高概算(東証1部)は19億3816万株
6日後場の東京株式市場は、引き続き自動車株などが堅調に始まったが、日経平均は取引開始後に軟調転換するなど重い動きになった。13時に王子ホールディングス<3861>(東1)が四半期決算発表の延期を発表して一時5%安となり、日経平均は13時20分にかけて103円78銭安(2万2435円34銭)まで下押した。しかし、その後は王子HDが持ち直し、NSユナイテッド海運<9110>(東1)などの海運株が強いため円安基調に信頼感が持てるとの見方もあり、日経平均は大引けにかけて堅調相場を取り戻して3日続伸となった。ただ、TOPIXは反落し、東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も軟調。
後場は、13時過ぎに四半期決算を発表した住友商事<8053>(東1)が一段ジリ高となり、石油資源開発<1662>(東1)はNY原油の約2年半ぶり高値などを材料に活況高を継続。創薬ベンチャーのリボミック<4591>(東マ)は昼頃に自社創薬品のハムスターを用いた実験で心筋梗塞急性期モデルに顕著な心機能改善効果を確認と発表し午後急伸ストップ高。シダー<2435>(JQS)は第2四半期の業績見通しの増額が好感されて再三ストップ高。
東証1部の出来高概算は19億3816万株(前引けは9億792万株)、売買代金は3町3497億円(同1兆6895億円)。1部上場2033銘柄のうち、値上がり銘柄数は794(同858)銘柄、値下がり銘柄数は1156(同1083)銘柄。
また、東証33業種別指数は15業種(前引けは16業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、海運、卸売り、鉱業、機械、石油・石炭、サービス、建設、精密機器、空運、電気機器、などだった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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