【株式市場】日米の金融政策会合が迫りTOPIXは安いが日経平均は小幅高で3日続伸

2017年10月30日 15:56

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均の終値は2万2011円67銭(3円22銭高)、TOPIXは1770.84ポイント(0.21ポイント安)、出来高概算(東証1部)は9億4207万株

 30日後場の東京株式市場は、日銀の金融政策決定会合(10月30~31日)、米国の金融政策決定会合(FOMC、米国10月31~11月1日)を見極めたい雰囲気があり、トヨタ自動車<7203>(東1)やソニー<6758>(東1)などの主力株の多くは前場の高値を抜けずに売買交錯となった。日経平均は前日比変わらずの水準で一進一退を続けたが、大引けは3円高となり小幅だが3日続伸。東証2部指数、マザーズ指数、日経平均JASDAQ平均は高い。

 後場は、新日本無線<6911>(東1)が27日の四半期決算を好感して後場も一段高となり一時ストップ高。TOTO<5332>(東1)は14時30分に四半期決算と増配などを発表し急伸。チェンジ<3962>(東マ)はアマゾンのAI(人工知能)スピーカー「Amazon Echo」関連サービスが好感されて急伸。システムズ・デザイン<3766>(JQS)はIBMのAI「ワトソン」活用サービスなどが言われて急伸。

 東証1部の出来高概算は23億7158万株(前引けは9億4207万株)、売買代金は増加して4兆373億円(同1兆3947億円)。1部上場2032銘柄のうち、値上がり銘柄数は1076(同819)銘柄、値下がり銘柄数は863(同1096)銘柄。

 また、東証33業種別指数は15業種(前引けは11業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、パルプ・紙、ガラス・土石、鉱業、非鉄金属、金属製品、機械、化学、空運、情報・通信、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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