マランツ、11chアンプ搭載 ネットワーク対応のAVアンプ「SR8012」

2017年10月28日 16:45

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マルチチャネルAVアンプ「SR8012」(写真: ディーアンドエムホールディングスの発表資料より)

マルチチャネルAVアンプ「SR8012」(写真: ディーアンドエムホールディングスの発表資料より)[写真拡大]

  • 「SR8012」
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 ディーアンドエムホールディングスは27日、マランツブランドのマルチチャネルAVアンプ「SR8012」を12月中旬に販売すると発表した。

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 デジタル時代のマルチチャンネルに対応しており、ネットワークオーディオ機器、Ultra HDブルーレイプレーヤー、HDMI端子搭載のAV機器、スマートフォン、タブレットなどが接続可能となっている。

 色はブラックで、価格は37万円(税抜)となっている。

●ネットワークオーディオなど最先端技術に対応

 SR8012は、最先端のデジタル技術を採用している。ネットワークオーディオ機能では、Amazonプライムミュージック、サウンドクラウド、AWAなどに対応しストリーミングで楽曲を再生することが可能だ。

 5.6メガヘルツのDSDファイル、24ビット/192キロヘルツのPCMファイルにも対応しており、NASやUSBメモリー、パソコンを接続し音楽を楽しむことができる。

 映像面では、HDMI接続を採用し、Ultra HDブルーレイに対応している。

●ハイファイオーディオさながらの音質

 「SR8012」は、映画等を鑑賞する際にサラウンドサウンドを実現する「AVアンプ」だが、オーディオで培ったマランツのアンプ心臓部「HDAM SA2」を採用し、ハイファイオーディオに引けを取らない仕様となっている。定格出力は140ワット+140ワットで、実用の最大出力は250ワットだ。

 また、サラウンドでは、外部のパワーアンプを利用せずに11.2ch再生に対応しているため、「Auro-3D」での10.1ch再生や、「Dolby Atmos」での7.1.4ch再生を行うことができる。

●プレミアムオーディオブランド「マランツ」

 マランツは、1953年、アメリカでプレミアムオーディオブランドとして誕生した。世界で初めてのCDプレーヤーを販売し、プリアンプやパワーアップ、そして今回のようなAVアンプで高い評価を得てきた。伝統を大切にしながらも、最新のデジタル音響機器の開発に今後も期待したい。

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