セ・リーグ初、リーグ3位のDeNAがCSで広島を下し日本シリーズへ

2017年10月25日 07:45

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 24日、プロ野球セリーグ・クライマックスシリーズ第5戦が広島の根拠地マツダスタジアムで行われた。DeNAが広島に9-3で勝利し、1敗してからの4連勝で日本シリーズ進出を決めた。セ・リーグで3位のチームが日本シリーズに進出するのは2007年に制度が導入されて以来、初のことである。DeNAはリーグ戦では優勝した広島と14.5ゲームもの差をつけられていた。

 広島はリーグでは圧勝で優勝したもののクライマックスシリーズは3連敗と後がなかった。試合では、初回から攻勢をかけ丸佳浩とバティスタのタイムリーヒットで2点を先制する。

 2回に横浜はすぐに宮崎敏郎がソロホームランで1点を返すと、3回、桑原将志が2ランで逆転に成功する。4回には代打の細川成也がタイムリーヒットで1点、5回には筒香嘉智が2ランで6-2と差を広げる。

 6回には広島が新井貴浩がソロホームランで1点を返すも7回に再び筒香が今度はソロホームランで突き放す。広島はこの後、DeNAの小刻みな継投に無得点に封じ込まれ、DeNAは8回にも梶谷隆幸が2ランを放ち、結局9-3で勝利した。

 DeNAの日本シリーズ進出は1998年に日本一になって以来、19年ぶりとなる。日本シリーズは28日からパ・リーグを制したソフトバンクの本拠地ヤフオクドームで始まる。

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