畑岡奈紗、日本女子オープンゴルフ選手権40年ぶりの連覇、20アンダーの圧勝

2017年10月1日 21:07

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 千葉県・我孫子ゴルフ倶楽部で行われていた日本女子オープンゴルフ選手権は1日、最終日を迎えた。首位でスタートした畑岡奈紗が7アンダーでフィニッシュ、樋口久子が連覇した1977年以来、40年ぶり2人目の大会連覇を達成した。

 トータル20アンダーでの優勝は、これまでの大会最少スコアである2010年、宮里美香のトータル12アンダーを大幅に更新するものだ。畑岡は先週のミヤギテレビ杯でも優勝しており、これで国内ツアー2週連続優勝も同時に達成、日本人では畑岡が初となる快挙でもある。

 2位と2打差の13アンダー単独首位でスタートした畑岡は、この日8バーディ1ボギーと実力を見せつけてトータル20アンダーで圧勝。最終日は前半で3アンダー、後半も4アンダーと安定した展開で2位との差を8打差に広げての堂々とした優勝ぶりであった。

 2位にはトータル12アンダーで申ジエ(韓国)、3位にはトータル11アンダーでアマチュアの小倉彩愛、4位にはトータル10アンダーで鈴木愛が入った。

 畑岡は昨年の大会は17歳のアマチュアで出場し、史上最年少優勝を達成していた。まだ18歳であり「これから私たちが日本を引っ張っていく世代だ」と自負しながら喜びを語っていた。

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