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【業績でみる株価】日宣は広告宣伝事業を展開、18年2月期増収増益予想
日宣<6543>(JQ)は広告宣伝事業を展開している。18年2月期増収増益予想である。株価は17年2月IPO時の高値から水準を切り下げたが、9月6日安値から切り返して底打ち感を強めている。
■広告宣伝事業を展開
17年2月JASDAQに新規上場した。広告宣伝事業を展開している。放送・通信業界、住まい・暮らし業界、医療・健康業界を戦略マーケットとして、顧客企業から広告・販促を直接受注していることが特徴である。
全国のケーブルテレビ局加入者向けテレビ番組情報誌「チャンネルガイド」の編集・制作、大手住宅メーカー向けデジタルマーケティング施策の提供、ホームセンター顧客向け無料情報誌のWEBメディアへの展開など、広告プロモーションやコミュニケーションサービスを提供している。
■18年2月期増収増益予想
18年2月期連結業績予想は、売上高が17年2月期比7.1%増の50億25百万円、営業利益が13.8%増の4億27百万円、経常利益が2.6%増の4億28百万円、純利益が2.6倍の6億63百万円としている。戦略マーケットにおける既存顧客の深耕や新規顧客の獲得で増収増益予想である。
純利益は旧本社建物および土地を売却したことに伴う固定資産売却益(第1四半期に5億88百万円計上)も寄与する。配当予想は4円増配の年間42円(期末一括)としている。
第1四半期(3~5月)の連結業績は売上高が12億12百万円、営業利益が1億02百万円、経常利益が98百万円、純利益が4億73百万円で、通期予想に対する進捗率は売上高が24.1%、営業利益が23.9%、経常利益が22.9%、純利益が71.3%と概ね順調だった。通期ベースでも好業績が期待される。
■株価は底打ち感
株価は17年2月IPO時の上場来高値3030円から水準を切り下げ、9月6日の上場来安値2230円まで調整したが、その後は切り返しの動きを強めている。9月21日の終値は2323円、今期予想PERは約7倍、時価総額は約45億円である。
日足チャートで見ると戻りを押さえていた25日移動平均線を突破した。また週足チャートで見ると安値圏で陽線を立てて底打ち感を強めている。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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