8Kの家庭用テレビ、4Kテレビと実感では違い分からず?

2017年9月22日 07:34

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記事提供元:スラド

 このほどシャープが家庭用8Kテレビを発表したが、8K解像度に意味はあるのか、という話が出ている(産経新聞)。

 産経新聞の記事では、8Kと4Kを比較したところ、肉眼ではあまり違いが分からず、虫眼鏡を当ててみたら違いが分かったというエピソードとともに、「虫眼鏡で分かる差は、商品としてどのくらいの付加価値があるのだろうか」と疑問を呈している。

 なお、現在一般的なフルHDのテレビでは、画面の高さの3倍の距離よりも近い距離で視聴すると画素を識別できなくなるという(日経トレンディ)。4Kでは画素サイズがフルHDの2分の1、8Kでは4分の1になるので、それぞれ画面の高さの1.5倍、0.75倍の距離(たとえば80インチTVの場合それぞれ約150cm、約75cm)で視聴しても画素が見えないということになるようだ。

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