広島カープ、37年ぶりのリーグ連覇達成

2017年9月18日 23:09

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 18日、阪神甲子園球場でセ・リーグ優勝マジック1になっていた広島カープが阪神タイガースに3-2で勝利し、優勝を決めた。広島のリーグ優勝は昨年に続き8度目、連覇は37年ぶりとなった。

 1回表、広島は松山竜平がセンター前のタイムリーヒットで先制すると、さらに4回表、投手・野村祐輔がスクイズを決め2点をリードする。阪神も4回裏、すぐに中谷将大がバックスクリーンへソロホームランを打ち1点差に詰め寄る。すると7回裏にも代打で登場した陽川尚将がソロホームランを打ち2-2の同点に追い付く。

 競り合いとなった試合だったが、優勝が目前の広島は8回表、バディスタがレフト前にタイムリーヒットを打ち再び3-2とリードする。広島は8回からジャクソン、9回には中崎翔太が登板。最後は代打の伊藤隼をショートフライに打ち取りゲームセット、終盤の阪神の攻撃を無得点に押さえ切って広島が連覇を達成した。阪神も粘りを見せたが地元での胴上げを阻止出来なかった。

 広島はシーズンを通して大型連敗が少なく、安定した試合ぶりを見せてきた。さらな、4月は10連勝、5月は7連勝、9月は9連勝と力強い試合ぶりが目立っての文句ない優勝となった。

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