ドキュメンタリー映画『猫が教えてくれたこと』、7匹の猫に密着

2017年9月15日 15:54

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記事提供元:ファッションプレス

 ドキュメンタリー映画『猫が教えてくれたこと』が、2017年11月よりシネスイッチ銀座、恵比寿ガーデンシネマほかにて順次公開される。

 ヨーロッパとアジアの文化の交流地点であり、数千年ものあいだ世界有数の大都市として繁栄を誇ってきたトルコの古都、イスタンブール。この街に住む野良猫たちは、人々から食料や寝床を与えられながら、ある人にとっては生き甲斐として、ある人にとっては生涯の相棒として、周囲に生きる希望と癒しを与えながら自由気ままに生活している。映画『猫なんかよんでもこない。』(15)、『世界から猫が消えたなら』(16)などの映画に始まり、カフェ、雑貨、写真展、コスメまで、日本の猫ブームはとどまることを知らない。そんな中で公開される本作は、猫を愛し猫とともに生きる街、イスタンブールだからこそ捉えることのできた猫の自由きままな生活ぶりや、人々と猫の暖かい関係性を捉えたドキュメンタリー映画だ。

 地上10センチほどしか離れていない地面すれすれでカメラを使い、猫の目線でイスタンブールの街を撮影。猫にしか見ることのできない街並みを私達に見せながら、ガイドブックを見ながらでは体験出来ない、不思議な旅へといざなってくれる。

■主役は7匹の個性的な猫たち

 そんな本作の主役は、7匹の個性的な猫たち。生まれたばかりの子猫たちにエサをあげるため、市場の食べ物を狙う虎猫「サリ」、なでられるのが大好きなメス猫「ベンギュ」、レストラン近くでネズミ退治を仕事にしている「アスラン」、喧嘩が強く、旦那を尻にしいているくせに嫉妬深い「サイコパス」、下町の市場で働く商売人や客と触れ合う看板猫の「デニス」、遊び人風で周囲の大人たちの心を虜にする「ガムシズ」、高級なデリカテッセンにいつも美味しいエサをもらっている礼儀正しい「デュマン」。生まれも育ちも全く違う彼らを軸に、世界で最も幸せに暮らす猫たちに迫る。

■作品情報

 ドキュメンタリー映画『猫が教えてくれたこと』公開時期:2017年11月、シネスイッチ銀座、YEBISU GARDEN CINEMA他全国順次公開監督:ジェイダ・トルン製作:ジェイダ・トルン、チャーリー・ウッパーマン主演猫:サリ、ベンギュ、アスラン・パーチャシ、サイコパス、デニス、ガムシズ、デュマン原題:Kedi配給:アンプラグド©2016 Nine Cats LLC

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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