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【注目銘柄】EPSホールディングスは好業績評価して上値試す、17年9月期3Q累計が大幅増益で通期予想は増額の可能性
EPSホールディングス<4282>(東1)に注目したい。臨床試験受託の大手で、医薬品開発業務受託のCRO事業、治験施設支援のSMO事業、医薬品販売業務受託のCSO事業、および海外事業を展開している。17年9月期第3四半期累計は大幅増収増益だった。進捗率が高水準で通期予想は増額の可能性が高いだろう。株価は高値圏で堅調に推移している。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。
■17年9月期3Q累計大幅増益、通期予想は増額の可能性
17年9月期第3四半期累計(10月~6月)の連結業績は、売上高が前年同期比16.9%増の446億37百万円、営業利益が27.4%増の63億12百万円、経常利益が25.9%増の65億13百万円、純利益が11.7%増の35億29百万円だった。
海外のGlobal Reasearch事業が体制強化のための人件費増加や外注費増加などで営業赤字だったが、国内は需要が高水準に推移してCROが6.3%増収・5.1%増益、SMOが旧綜合臨床グループとの統合も寄与して34.1%増収・3.4倍増益、CSO事業が15.7%増収・94.0%増益と好調だった。中国の益新事業はM&A・アライアンスも寄与して大幅増収・営業黒字化した。
通期の連結業績予想は売上高が16年9月期比10.1%増の580億円、営業利益が4.4%増の65億円、経常利益が1.4%減の65億円、純利益が11.7%減の35億円としている。なお8月29日には中国における臨床データサービスおよびCRO事業の戦略的提携を発表している。
通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗率は売上高が77.0%、営業利益が97.1%、経常利益が100.2%、純利益が100.8%と高水準である。通期予想は増額の可能性が高いだろう。
■株価は高値圏で堅調、好業績評価して上値試す
株価は8月17日に上場来高値2213円まで上伸し、その後も堅調に推移している。8月29日に自己株式取得の中止を発表したがネガティブ反応は限定的だ。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドである。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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