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日米の注目経済指標:米4-6月期GDP改定値は上方修正の可能性
*15:01JST 日米の注目経済指標:米4-6月期GDP改定値は上方修正の可能性
8月28日-9月1日に発表される主要経済指標の見通しについては以下の通り。
■29日(火)午後11時発表予定
○(米)8月消費者信頼感指数-予想は120.0
参考となる7月実績は121.1に改善し、2001年以降では今年3月の124.9に次ぐ高水準となった。8月については雇用情勢の改善が続いているものの、社会情勢がやや悪化していることから、7月実績をやや下回るとみられる。ただし、短期の景況見通しは7月実績の103.3に近い水準となる可能性がある。
■30日(水)午後9時30分発表予定
○(米)4-6月期国内総生産(GDP)改定値-予想は前期比年率+2.7%
速報値は前期比年率+2.6%で1-3月期の実績(同+1.2%)を大幅に上回った。需要項目別では個人消費が前期比年率+2.8%に回復し、成長率の押し上げに寄与した。民間設備投資は+5.2%、外需の寄与度は2期連続でプラスとなった。改定値については民間設備投資や外需が上方修正される可能性があるため、成長率は速報値+2.6%をやや上回る可能性がある。
■31日(木)午後9時30分発表予定
○(米)7月PCEコア指数-予想は前年比+1.4%
参考となる6月実績は前月比+0.1%、前年比+1.5%で市場予想と一致した。7月については同月の消費者物価指数の伸びが鈍化していることから、6月実績と同水準の伸びにとどまる可能性が高い。PCEコアの伸び率は鈍化しており、当面は前年比+1.5%前後で推移するとみられる。
■9月1日(金)午後9時30分発表予定
○(米)8月雇用統計-予想は非農業部門雇用者数は前月比+18万人、失業率は4.3%
参考となる7月実績は、非農業部門雇用者数が前月比+20.9万人、失業率は4.3%だった。非農業部門雇用者数は市場予想を上回った。8月については同月中旬の新規失業保険申請件数に大きな変化はないことから、7月実績に近い雇用者数となる可能性がある。失業率については、労働参加率は横ばいとなる可能性があることから、7月と同じ4.3%と予想される。
その他の主な経済指標の発表予定は、29日(火):(日)7月失業率、(米)7月卸売在庫、29日火):(米)6月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数、30日(水):(米)8月ADP全米雇用報告、9月1日(金):(米)8月ISM製造業景況指数。《FA》
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