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肌に長期間貼り付けて使用できる極薄の電極を開発 東大らの研究者
記事提供元:スラド
東京大学や慶応大学らの研究者が、長期間肌に貼り付けて利用できる通気性と伸縮性を兼ね備えた超軽量で極薄のナノメッシュ電極を開発したと発表した(Nature nanotechnology掲載論文、日経デジタルヘルス、産経新聞、読売新聞)。
この電極は金と高分子を素材としており、少量の水で皮膚に貼り付けることができるという。ナノサイズのメッシュ構造を持つためガス透過性があり、皮膚呼吸を妨げず、また実験ではかぶれや皮膚アレルギーなども見られなかったそうだ。
実験ではこの電極を生体電極として使用した筋電位の測定に成功したほか、温度や圧力などの計測にも利用できるという。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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