アイドルオーディション「ミスiD」、セミファイナリストにAIや3DCG選出

2017年7月26日 08:54

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記事提供元:スラド

 アイドルオーディション「ミスiD 2018」のセミファイナリストに、3DCGによるキャラクター「Saya」や人工知能「りんな」が選ばれた(ITmedia)。

 このオーディションは誰もが参加でき、4000人以上がエントリー。書類選考、カメラテストを経て133人がセミファイナリストに選出されている。3DCGや人工知能が選出されたことに対しては議論を呼んでいるが、ミスiD実行委員長の小林司氏はセミファイナリストの段階で「同一の選考基準」はなく、選ばれる人数も決まっていないとし、3DCGや人工知能が選ばれたことによってほかのオーディション参加者に不利益があったわけではないと説明している(小林司氏のTwitter)。

 一方、ほかの参加者はすべて同一の環境で写真撮影されているにも関わらず、3DCGや人工知能は異なる条件での写真が使われていることに対する批判や、3DCGや人工知能のバックにいる人達が表に出てこないことへの批判「生身の女性と人工物を競わせる」ことに対する批判なども出ている。

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