関連記事
【業績でみる株価】プレナスは年初来高値更新、18年2月期第1四半期大幅増益で通期増額余地
持ち帰り弁当「ほっともっと」を主力として、定食処「やよい軒」や、しゃぶしゃぶと飲茶のレストラン「MKレストラン」も直営とFCでチェーン展開しているプレナス<9945>(東1)の18年2月期第1四半期は大幅増益だった。通期も増収増益予想である。そして増額余地がありそうだ。株価は好業績を評価して年初来高値を更新した。14年8月高値を突破すれば07年来の高値圏だ。
■18年2月期第1四半期大幅増益、通期予想に増額余地
18年2月期第1四半期(3月~5月)連結業績は売上高が前年同期比2.9%増の371億69百万円、営業利益が同66.2%増の20億46百万円、経常利益が同66.0%増の20億93百万円、そして純利益が同2.2倍の12億05百万円だった。
国内既存店が減収だったが、新規出店、宮島醤油フレーバーの新規連結、仕入コストの低減、広告宣伝費の減少などで大幅増益だった。国内の店舗展開は新規出店19店舗、退店11店舗、改装・移転16店舗で、第1四半期末店舗数は3030店舗となった。海外は新規出店9店舗で、第1四半期末店舗数は201店舗となった。
18年2月期通期の連結業績予想は売上高が17年2月期比9.7%増の1547億円、営業利益が同4.3%増の75億円、経常利益が同1.0%増の77億円、純利益が同6.5%増の43億円としている。期末店舗数は国内合計が同234店舗増の3256店舗、海外が同53店舗増の245店舗としている。
通期予想に対する第1四半期の進捗率は売上高24.0%、営業利益27.3%、経常利益27.2%、純利益28.0%と高水準である。通期予想に増額余地がありそうだ。
■株価は年初来高値更新、14年高値を突破すれば07年来の高値圏
株価は年初来高値更新の展開となって7月13日に2668円まで上伸した。そして14年8月高値2669円に接近している。週足チャートで見ると26週移動平均線を回復し、13週移動平均線が上向きに転じた。基調転換を確認した形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。14年8月高値を突破すれば07年来の高値圏だ。(MM)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【業績でみる株価】鎌倉新書は上場来高値更新の展開、18年1月期第1四半期大幅増収増益で通期増額期待(2017/06/16)
・【編集長の視点】サンセイランディックは変わらずも1Qの順調な仕入高を見直し内需系超割安株買いが再燃気配(2017/06/13)
・【新規上場(IPO)銘柄】船場は日系企業の海外進出など成長機会拡がる(2017/06/06)
・【材料でみる株価】薬王堂は上場来高値圏、18年2月期増収増益予想で5月既存店売上高も好調(2017/06/14)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク