C大阪が柏に2-1で逆転勝利、首位に　J1第18節

　8日、サッカーのJ1リーグ第18節が行われ、2位のC大阪はホームで3位の柏レイソルと対戦、2-1と逆転勝利で首位に躍り出た。C大阪は3連勝8戦負けなしと好調を維持している。

　前半5分にC大阪は柿谷曜一朗がPA内に突進しDF2人をかわしてのクロスを杉本健勇が合わせるチャンスもあったがゴールを外す。前半41分、柏はカウンターからクリスティアーノが持ち込んで上げたアーリークロスを武富孝介がダイビングヘッドで合わせて先制する。

　後半に入っても57分にクリスティアーノのシュートがポストを直撃するなど柏の攻勢が続く。逆に61分、C大阪は丸橋祐介のCKからのこぼれ球を杉本健勇が押し込んだボールがDFに当たりながらもゴールに吸い込まれ同点に追いつく。C大阪は70分にも、水沼宏太がフリーになった右サイドからの低いクロスをソウザがきっちりゴール隅に流し込んで2-1と逆転する。C大阪は終盤も攻撃の手を緩めずソウザのミドルシュートなどで追加点を狙いながら、柏の猛攻も受けたが守備陣が奮闘しこのまま終了した。

　昨シーズンJ2・4位でプレーオフから昇格したチームがJ1で首位に立ったのはJリーグ史上初、チームとしてもJ1の首位は12年ぶりである。今シーズンから就任したユン・ジョンファン監督の手腕も注目されている。