J1、浦和が広島に4-3、ロスタイムゴールで5試合ぶりの勝利

2017年7月2日 07:49

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 1日、サッカーのJ1第17節が行われ、浦和レッズはホームでサンフレッチェ広島と対戦、4-3で勝利した。両チーム激しい点の奪い合いとなったが、ロスタイムに決勝点を挙げた浦和が連敗を3で止め、5試合ぶりの勝利となった。

 両チーム共に3連敗中と勝利の欲しい試合らしく、攻撃的な展開が繰り返された。前半43分、浦和は柏木陽介がPA内右に浮き球を出すと、DFの裏に抜け出した駒井善成がそのまま折り返し、それを興梠慎三が流し込む。続く45分にも浦和は柏木からのボールを武藤雄樹がミドルシュートを決めて追加点を挙げ、2-0で前半を終える。

 降格圏に沈んでいる広島もこのまま負けられず反撃に出る。後半開始早々の47分、右からのクロスを森島司が落としたところに皆川佑介が詰めて1点を返す。さらに54分、広島は柏好文がドリブルで持ち込んで低いクロスを送ると皆川がスルー、アンデルソン・ロペスがダイレクトで決める。72分、広島は再びアンデルソン・ロペスのゴールで3-2と逆転に成功する。

 ここから浦和が粘り腰を見せる。85分、PA内で関根貴大から受けたボールをズラタンが決め、3-3と追いつく。ロスタイムに入りこのまま終わるかと思われた92分、PA内に抜け出した関根が4点目を挙げて壮絶な試合を制した。

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