48.2%のシニアがスマホを利用

2017年6月26日 08:20

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記事提供元:エコノミックニュース

 MMD研究所は60歳~79歳の男女4,244人を対象に2017年6月6日~6月12日の期間で「2017年シニアのスマートフォン利用に関する調査」を実施した。

 まず、60歳以上の男女4,244人を対象に、事前調査として普段利用している携帯電話について聞いたところ、「スマートフォン」が46.8%、「シニア向けスマートフォン」が1.4%と合わせて48.2%のシニアがスマートフォンを利用していることがわかった。これを年代別で見ると、60代のスマートフォンの所有率は51.9%、70代は35.7%となった。

 続いて、次に携帯電話を買い替えるならどの端末を購入するかという質問をしたところ、スマートフォンユーザー(n=1,986)の80.5%、フィーチャーフォンユーザー(n=1,765)の15.6%が「スマートフォン」を購入すると回答した。

 60歳以上の男女4,244人を対象に、タブレットの所有について聞いたところ30.5%のシニアがタブレットを所有していることがわかった。年代別で見ると、60代の32.3%、70代の24.4%がタブレットを所有していることがわかった。

 スマートフォンを所有していると回答したシニア(iPhoneユーザー n=329、Androidユーザー n=394)を対象に、所有しているスマートフォンのメーカー、シリーズを聞いたところ、iPhoneユーザー(n=329)で最も多かったのが26.7%で「iPhone 6/6 Plus」、次いで「iPhone 6s/6s Plus」が25.2%、「iPhone 7/7 Plus」が22.8%となった。

 Androidユーザー(n=394)で最も多かったのは「Xperia」で24.1%、次いで「AQUOS」が20.6%、「arrows」が13.7%となった。

 スマートフォンを所有するシニアに普段利用しているサービスについて聞いたところ、iPhoneユーザー(n=329)の利用で最も多かったのは「メール」で85.1%、次いで「動画」が66.9%、「ネットショッピング」が55.0%となった。さらに利用者にスマートフォンのアプリとブラウザの利用(複数回答)について聞いたところ、8割以上がInstagram、Twitter、Facebookをアプリで利用していることがわかった。ブラウザで多かったのは、「グルメ」が50.7%、「ネットショッピング」が39.2%、「動画」が35.9%となった。

 Androidユーザー(n=394)の利用で最も多かったのは「メール」で84.3%、次いで「動画」が49.0%、「ネットショッピング」が38.8%となった。利用者のうちアプリで利用が多かったのはiOS同様SNSのアプリとなり、ブラウザで利用が多かったのは「グルメ」が66.9%、次いで「ネットショッピング」が56.9%、「レシピ検索」54.8%となった。(編集担当:慶尾六郎)

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