関連記事
Androidアプリ、7割以上がプライバシに関わる情報を送信
研究者らが5000以上のAndroidアプリを対象に調査を行ったところ、その7割以上が第三者にプライバシに関わる情報を提供していたという(Forbes JAPAN、The Conversation)。また、15%に当たる750のアプリが5つ以上の第三者にデータを送信しており、また25%のアプリが異なるデバイスをまたいで利用履歴を収集していたという。
これは、スマートフォンのプライバシについて研究するThe Haystack Projectによって明かされたもの。同プロジェクトは「Lumen Privacy Monitor」というAndroidスマートフォン向けのトラフィック分析アプリを公開しており、これを使ってアプリが送信するデータを調べている(昨年公開された論文)。
現在では、多くのサードパーティが分析や広告表示のためのライブラリを提供しており、アプリ開発者はこのライブラリを利用することで簡単にユーザーの情報を収集できるという。これら情報は多くの場合そのライブラリ提供者のサーバーに送信されるため、これらに多くのプライバシに関する情報がユーザーの自覚無しに送られている可能性があることが問題視されている。
スラドのコメントを読む | セキュリティセクション | セキュリティ | 情報漏洩
関連ストーリー:
中国・Meitu、専用セルフィースティックを同梱するセーラームーンモデルのスマートフォンを発表 2017年05月14日
購読メール一括解除サービス、ユーザーデータを企業に販売していたことが判明してユーザーの怒りを買う 2017年04月26日
企業が最も禁止しているモバイルアプリはゲーム「Angry Birds」 2017年02月15日
米国で話題の自撮りアプリに対し裏で端末内情報を収集している疑惑があるとの指摘 2017年01月25日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
関連キーワード