松山英樹が猛チャージ、2位でフィニッシュ ゴルフ全米オープン

2017年6月20日 07:08

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 米国ウィスコンシン州エリンヒルズで行われていたゴルフの全米オープンは19日(日本時間)、最終日を迎えた。この日通算6アンダーの14位でスタートした松山英樹は8バーディ、2ボギーの猛追を見せ通算12アンダーの2位タイで終えた。同じく12アンダーの2位タイにブライアン・ハーマン(米国)が入った。日本人では1980年の全米オープンで青木功が単独2位になって以来の快挙を成し遂げた。

 松山は1番4番5番と序盤からバーディラッシュを見せると後半も11番12番14番16番18番でバーディを奪い、勢いを最後まで維持した。ボギーは6番とティショットをブッシュに入れた15番だけの6アンダーは最終日のベストスコアであった。

 優勝は首位と1打差の2位でスタートしたブルックス・ケプカ(米国)が6バーディ、1ボギーで逆転し、メジャー初制覇を果たした。14番15番16番と終盤に立て続けにバーディを奪い、松山、ハーマンを突き放し、大会史上最高スコアタイとなる通算16アンダーでの優勝となった。

 松山は4打差の2位ではあったが、最終日の堂々としたチャージを見る限りメジャー制覇も現実のものに近づいていると言える。この結果を受けて発表された最新の男子ゴルフ世界ランキングで、松山は先週の4位からランクを上げ日本人最高の2位となった。

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