テレサ・ルーが逃げ切りで圧勝、ニチレイレディス

　千葉県の袖カ浦カンツリークラブで行われていた女子ゴルフのニチレイレディスは18日、最終日を迎えた。通算11アンダーで2位と4打差の単独首位でスタートしたテレサ・ルー（台湾）がそのまま逃げ切り今季2勝目、通算14勝目を挙げた。この日は4バーディ、3ボギーの71と安定したスコアでフィニッシュし、通算12アンダーで2位に5打差を付ける圧勝だった。

　2位でスタートし、プロ初優勝の期待もされたプロ4年目の新海美優は9番までに3バーディと一時首位に1打差と迫り見せ場を作った。しかし勝負どころの後半で天候が崩れた影響を受けたのか、2ボギー、1ダブルボギーとスコアも崩れ通算7アンダーの2位に終わった。新海にとっては、最終日を最終組で周り優勝争いをしての自己最高となる2位でもあり、来季シード権に向けての成果ともなった。2位タイには、10位からスタートしこの日4連続バーディなどで68の好スコアを出した武尾咲希、3位からスタートした葭葉ルミも入った。

　5位には通算6アンダーのフェービー・ヤオ（台湾）が入った。史上2人目となる同一大会4連覇のかかった申ジエ（韓国）は通算4アンダーの7位に終わった。また、昨年好調だったイ・ボミ（韓国）は通算1アンダーの11位に終わり今季は不調が続いている。