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【東京五輪】新種目は何になる?最大4種目の追加競技が決定へ
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国際オリンピック委員会(IOC)の臨時委員会が9日、ローザンヌ(スイス)で行われ、20年に開催される東京五輪の実施全種目が決定する。今回の臨時委員会では、東京五輪で追加される新種目について審議され、昨年のリオ五輪から最大で4種目増える見込みとなっている。
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■種目数の上限は?
昨年8月、リオデジャネイロで開催されたIOC総会において、20年東京五輪で追加される競技(5競技18種目)が発表された。
追加競技・種目は下記の通り。
<野球・ソフトボール>
野球(男子)・ソフトボール(女子) 各1種目、計2種目
<空手>
形(男女)2種目、組手(男女・各3階級)6種目、計8種目
<スケートボード>
ストリート(男女)2種目、パーク(男女)2種目、計4種目
<スポーツクライミング>
ボルダリング・リード・スピード複合(男女)2種目
<サーフィン>
ショートボード(男女)2種目
合計5競技、18種目
五輪競技は追加の5競技を除いて、全33競技が実施される。今回決定されるのは、昨年決定した追加競技・種目とは別となる新種目。全部で310種目が上限となる。リオ五輪では306種目が実施されたので、最大で4種目が追加されることになる。
■新種目候補は?
追加される新種目は、すでに実施されている競技から全7種目が候補となっている。
<競泳>
メドレーリレー(男女混合)
<シンクロナイズドスイミング>
デュエット(男女混合)
<バスケットボール>
3×3(スリー・バイ・スリー)(男女)
<柔道>
団体戦(男女混合)
<トライアスロン>
リレー(男女混合)
<卓球>
ダブルス(男女混合)
<アーチェリー>
団体戦(男女混合)
競泳や柔道、卓球のように日本人の活躍が期待される競技があれば、トライアスロンのように外国人との体力差などでメダル獲得が難しそうな競技も。
バスケットは5人制では外国のレベルが圧倒的に高く、日本人ではなかなか立ち向かえないイメージが強い競技といえる。しかし、女子の3人制はアジアでもトップレベルにあり、追加されればメダルの可能性もある。
実際にどの種目が追加されるかについては臨時委員会の結論待ちとなるが、バスケットボールの3×3や柔道の混合団体戦が有力とされており、日本にとってメダルの可能性が高い種目が追加されてほしいと願っている。(記事:夏目玲奈・記事一覧を見る)
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