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吉村・石川組が大逆転で48年ぶり金メダル、卓球世界選手権混合ダブルス
3日、ドイツ・デュッセルドルフで行われた卓球の世界選手権・混合ダブルスの決勝で、吉村真晴、石川佳純組が、大逆転で優勝した。吉村、石川組は2大会連続での決勝進出となり、今回の相手は陳建安、鄭怡静(台湾)組。試合は、1-3から3ゲーム連取で48年ぶりの金メダルを手にした。この日行われた準決勝でも方博(中国)、ペトリサ・ソルヤ(ドイツ)組に1-3から勝利し、その勢いのまま勝ち取った歴史的快挙である。
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試合開始から互角の好ゲームが展開されたが、第1ゲームを8-11で先行されると第2ゲームも8-11と流れを掴めないまま劣勢に立つ。第3ゲームは逆に11-8で奪い返すも、第4ゲームは勝負どころでポイントを奪われ10-12で落としてしまう。後がなくなった吉村、石川組は第5ゲームは一気に攻勢に出て11-4と粘りを見せる。第6ゲームも11-9と接戦をものにすると、コンビネーションは冴えわたり最終ゲームも11-5と圧倒しての大逆転であった。
吉村、石川組は2年前の世界選手権でも決勝に進出していたが銀メダルに終わっていた。同一ペアでの2大会連続決勝進出も58年ぶりであった。ペアを変える事無くリベンジに挑んでの金メダルに、吉村も石川も喜びを爆発させていた。
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