ACL1回戦、川崎Fはベスト8へ、鹿島はアウェイゴール数で敗退

2017年5月31日 06:08

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 30日、サッカーのアジアチャンピオンズリーグ(ACL)は決勝トーナメント1回戦セカンドレグが行われた。川崎フロンターレはホームでムアントン・ユナイテッド(タイ)に4-1と圧勝してトータル7-2で8年ぶりのベスト8へ進出した。鹿島アントラーズはホームで広州恒大(中国)に2-1と勝利したもののファーストレグはアウェイで0-1で敗れていた。結局、アウェイでゴールされたのが響きベスト8進出は惜しくも阻まれた。

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 川崎Fは前半31分、登里享平のパスを受けた小林悠がPA手前で切り替えしDFを振り切ってシュートを決め先制する。その1分後にも小林の右サイドからのクロスを長谷川竜也が合わせて追加点を奪う。40分にはショートコーナーから中村憲剛のクロスにエドゥアルド・ネットがヘッドで合わせ、前半だけで3-0とリードする。後半34分にも交代出場のハイネルがゴールすると、反撃は終了間際の1点だけに押さえ込んで4-1の圧勝となった。

 鹿島は前半28分、ペドロジュニオールがドリブルで前進しDFと重なり合って体勢を崩しながらもPA手前からミドルシュートを決める。アウェイゴールを1点取れば断然有利となる広州恒大は後半10分、ワンシャンユエンからのクロスをガオリンがヘッドで後ろにそらす。そのボールをアランが流し込むもポストに跳ね返されるが、そこにいたパウリーニョが押し込んで追い付く。諦めない鹿島はロスタイムに西大伍からのボールを金崎夢生が決め2-1と勝ち越すが、そこまでであった。

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