ACL1回戦ファーストレグ、川崎F3-1で逆転快勝、鹿島は0-1で惜敗

2017年5月24日 07:38

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 23日、サッカーのアジアチャンピオンズリーグ(ACL)は決勝トーナメント1回戦ファーストレグが行われた。川崎フロンターレはアウェイでムアントン(タイ)に3-1と逆転勝ちをしてベスト8進出に大きく前進した。鹿島アントラーズはアウェイで広州恒大(中国)と対戦し、0-1と敗れアウェイゴールも無くベスト8進出へ厳しい初戦となった。

 川崎Fは前半ロスタイム、ティーラトン・ブンマタンの縦パスを受けたティーラシル・ダンダにミドルシュートを決められ先制される。早々と2名の選手を投入して65分、車屋紳太郎がヘッドで折り返したボールをエリア内で受けた中村憲剛がゴールに流し込んで追い付く。直後の69分、中村から家長昭博にボールが渡り右サイドからクロスを上げると小林悠がダイレクトボレーで逆転ゴールを決める。89分にも小林のクロスを阿部浩之が押し込んで貴重なアウェイゴール3点目となった。

 鹿島は序盤からGKクォン・スンテのセーブが光り、逆襲に転じたりするシーンも見られたがこう着状態が続く。ホームの利を生かして次第に攻撃に厚みを増した広州恒大は終盤の75分、右からのCKをパウリーニョが押し込んで先制する。とにかく1点が欲しい鹿島だったが、守備を固めた広州恒大のゴールは遠かった。

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