映画『エンドレス・ポエトリー』アレハンドロ・ホドロフスキー監督最新作、自伝的映画の続編

2017年5月23日 17:20

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記事提供元:ファッションプレス

 アレハンドロ・ホドロフスキー監督&脚本による映画『エンドレス・ポエトリー』が、2017年11月18日(土)より順次公開される。

 2014年に23年ぶりの新作となる自伝的作品『リアリティのダンス』と、製作されなかった幻の超大作ホドロフスキー版『DUNE』の顛末を追ったドキュメンタリー『ホドロフスキーのDUNE』が公開、その際の来日イベントではエネルギッシュな姿を見せるなど、90歳近い高齢とは思えない活躍も記憶に新しいホドロフスキー監督。

 本作は、『リアリティのダンス』の続編となるもので、舞台はホドロフスキーの故郷トコピージャから首都サンティアゴへと移る。様々な悩みや葛藤を抱えた青年時代のホドロフスキーが当時チリで出会った詩人、アーティスト、パフォーマーなど、アヴァンギャルドなカルチャー・シーンの人々との交流が、虚実入り交じった“マジック・リアリズム”の手法で描かれる。

 前作と同じく、ホドロフスキーの長男であるブロンティス・ホドロフスキーがホドロフスキーの父親役を、また青年となったホドロフスキー役を、末の息子であるアダン・ホドロフスキーが演じる。

 また撮影監督には、ウォン・カーウァイ監督作『恋する惑星』など、手持ちカメラの独特の映像で知られるクリストファー・ドイルが就任。ウォン・カーウァイのほか、ジム・ジャームッシュ、ガス・ヴァン・サントなど様々な監督の作品に携わってきたドイルが、本作で初めてホドロフスキー監督とタッグ組んだ。

 2017年2月に88歳の誕生日を迎えたホドロフスキー監督は、本作について次のようにコメントを残している。「『エンドレス・ポエトリー』は、われわれを取り巻く世界に潜むマジック・リアリズムを探求します。観た人が真の自分を発見する手がかりになる、まさに“生きること”への招待ともいうべき作品です」

【作品情報】
『エンドレス・ポエトリー』
原題:Poesía sin fin
公開日:2017年11月18日(土) 新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ有楽町、アップリンク渋谷ほか
監督・脚本:アレハンドロ・ホドロフスキー
撮影:クリストファー・ドイル
出演:アダン・ホドロフスキー、パメラ・フローレス、ブロンティス・ホドロフスキー、レアンドロ・ターブ、イェレミアス・ハースコヴィッツ
編集:マリリン・モンシュー
ダビング:ジャン=ポール・フリエ
ダビング補:ベンヤミン・ビヨー
録音:サンディ・ノタチアニ、グアダリュプ・カシユス
音楽:アダン・ホドロフスキー
衣装:パスカル・モンタンドン=ホドロフスキー
プロダクションデザイン:アレハンドロ・ホドロフスキー
美術:パトリシオ・アギュラー、デニス・リア=ラティノフ
美術補:佐々木尚
(c) Pascale Montandon-Jodorowsky

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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