フルラのメトロポリスに新作、レコードやロボットモチーフのフラップ全9種

2017年5月12日 15:08

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記事提供元:ファッションプレス

 フルラ(FURLA)からブランド90周年記念コレクションの第2弾が、2017年5月中旬より発売される。

 今回は、3月に発売したシャクヤクモチーフのコレクションに続く第2弾。メトロポリスのフラップとボディを組み合わせられるカスタマイズモデルの新作として、全9種のフラップと全5色のボディカラーが展開される。これらはそれぞれ、1920年代から2000年代までブランドのこれまでの旅路を振り返り、各年代の色使いや音楽といった要素を落とし込んだデザインだ。

■1920年代は『グレート・ギャツビー』を彷彿とさせる煌びやかな世界

 スコット・フィッツジェラルド著書の『グレート・ギャツビー』は、1920年代のアメリカ・ニューヨークを舞台に、その当時の煌びやかな世界を描いている。1920年代をイメージしたフラップには、その華やかさを纏うかのように、シルバーカラーのベルベット地をベースに、ゴールドのスタッズと輝くビジューを施した。

■スウィングが流行した1940年代は、ポップなデザインで

 赤と白のチェックパターンに、ポルカドットのリボンプリント、そして縁取るようにあしらわれたボーダーのフリル。1940年代をイメージしたフラップは、リズミカルでポップな仕上がり。スウィングが流行し、音楽に合わせて踊るダンスミュージックに誰もが熱狂したこの時代を象徴するかのよう。

■ザ・ビートルズが世界を席巻した1960年代

 モノトーンのユニオンジャックの真ん中に、“FURLA”のロゴ入りレコード。これらは、1960年代を象徴するデザインとして採用された。UKロックの草分け、ザ・ビートルズが世界を席巻したこの時代にふさわしく、まるで英国でブームとなったモッズスタイルを彷彿させるデザインだ。

■1980年代、パンクな時代を描く

 パンクロックとニューウェブの登場により、反骨的なファッションが流行した1980年代。その時代を想わせるフラップには、黒の牛革をベースにピンやスタッズ、無造作に取り付けられたハートのエンブレムなどが配された。

■ロボットをイメージした、新世紀のメトロポリス

 新世紀に向けて最先端のテクノロジーが表現された、2000年代を象徴するフラップ。ラミネート加工が施されたシルバーカラーに、ボルトのようなスタッズ、そしてキラキラ輝くラインストーンが配され、それはまるでロボットさながら。近未来的な装いには、90年間の時を経て培われてきたフルラの技術が濃縮されている。

【詳細】フルラ グローバル90周年記念コレクション発売日:2017年5月中旬価格:フラップ 全9色 各25,000円+税、ボディ 全5種 各37,000円+税【問い合わせ先】フルラ ジャパンTEL:0120-951-673

※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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