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【バスケット】W杯アジア地区予選組み合わせ発表 日本はグループB
19年に中国で開催されるFIBAバスケットボールワールドカップ2019(W杯)のアジア地区1次予選の組み合わせと大会概要が発表された。
1次予選で日本は、オーストラリア、フィリピン、チャイニーズ・タイペイと同組のグループBに入った。
■アジア地区1次予選、2次予選の組み合わせ
<1次予選の組み合わせ>
1次予選には16チームが参加。グループ分けは以下の通りとなった。
・グループA 中国、ニュージーランド、韓国(※1)、香港(※1)
・グループB 日本(※1)、チャイニーズ・タイペイ(※1)、オーストラリア、フィリピン(※2)
・グループC シリア、レバノン、インド、ヨルダン
・グループD イラク、カタール、カザフスタン、イラン
※1 日本、韓国、香港、チャイニーズ・タイペイの4チームは第5回東アジアバスケットボール選手権大会(6月3日~7日、長野県長野市)で上位5チームに入ることで、1次予選の出場権が得られる。
※2 フィリピンは、サブゾーン予選を勝ち上がると、1次予選の出場権が得られる。
各グループ3位までが、18年9月から行われる2次予選に進出。
<2次予選の組み合わせ>
・グループE グループA1位、2位、3位 グループC1位、2位、3位
・グループF グループB1位、2位、3位 グループD1位、2位、3位
2次予選の上位7チーム(開催国の中国を除く)が、W杯の出場権を獲得。
■開催日程は?
<1次予選>
・17年11月23日~27日
・18年2月22日~26日
・18年6月28日~7月2日
<2次予選>
・18年9月13日~17日
・18年11月29日~12月3日
・19年2月21日~25日
いずれもホーム&アウェイ方式で開催。
■アジア地区予選、日本はどうなる?
日本が入ったグループBの世界ランクは次のとおり。
・オーストラリア 10位
・フィリピン 27位
・チャイニーズ・タイペイ 48位
・日本 48位
世界ランクで見るとチャイニーズ・タイペイと同順位で、オーストラリアとフィリピンは格上となる。
特にオーストラリアは五輪・W杯(世界選手権)の常連国。フィリピンも最終予選で敗退して五輪出場は逃したものの、前回のアジア選手権では準優勝しており要注意だ。チャイニーズ・タイペイも近年力をつけており、厳しい戦いが予想される。
20年には東京五輪が開催される。開催国であれば、開催国枠で出場できると思われがちだが、FIBAはまだ日本の開催国枠での出場権を認めていない。
開催国枠を与えるかどうかの最終決定権はFIBAにある。開催国枠での出場権を勝ち取るためには、今回のアジア地区予選で上位に入りワールドカップに出場。世界の強豪とも渡り合えるところを見せることが必要だ。
男子は76年のモントリオール五輪以降、ワールドカップは自国開催の06年以降出場権を獲得していない。7月1日より、アルゼンチン代表ヘッドコーチ(HC)として12年ロンドン五輪4位に導いた、フリオ・ラマスHCが就任。ラマスHCの手腕に期待したい。(記事:夏目玲奈・記事一覧を見る)
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