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J2京都、アウェイで大分に完勝 初の連勝
29日、サッカーJ2第10節で京都サンガは、2連勝中と好調の大分トリニータにアウェイで対戦し、3-1と完勝した。今シーズン開幕から7試合で5敗と一時は降格圏に沈んでいた京都は、ここへ来て1分けを挟んで初の連勝となった。
序盤から大分は守備からのパス回しで何度かゴールチャンスも生まれ、ポゼッションは圧倒していた。しかし前半15分、長身FWケヴィン・オリスの折り返したボールが相手DFに当たって浮き上がったところに田中マルクス闘莉王がいた。闘莉王はこれを華麗なオーバーヘッドシュートをするも右ポストを直撃し、その跳ね返りを小屋松知哉が押し込んで先制する。
京都が早い時間のワンチャンスをものにしたのに対し、大分はゴール前での精度が低く追い付けない。後半に入って54分にはドリブルで左サイドを崩した岩崎悠人が切り返してのクロスに闘莉王が打点の高い豪快なヘッドで決める。70分、吉野恭平の浮き球を岩崎が難しい直接ボレーを決める。大分は77分、CKのこぼれ球を小手川宏基がゴール正面からのミドルシュートで1点を返すのが精いっぱいであった。
この試合、FWとして先発している田中マルクス闘莉王は1アシスト1ゴールでその存在が大きく見えた。これで闘莉王は3試合連続ゴールで通算6点を挙げ得点ランキング2位になった。高卒ルーキーの岩崎悠人も1アシスト1ゴールと切れ味も鋭く、一瞬の個の能力で大分を圧倒した試合となった。
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