【株式市場】北朝鮮リスク再び気にされ日経平均は2日続落となったが好業績株は高い

2017年4月28日 15:58

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

◆日経平均の終値は1万9196円74銭(55円13銭安)、TOPIXは1531.80ポイント(4.87ポイント安)、出来高概算(東証1部)は19億9653万株

 28日(金)後場の東京株式市場は、この週末やゴールデンウイーク中に北朝鮮を巡る動きが出るリスクが否定できないため様子見ムードが強まり、業績見通しの増額が好感されて前場大きく上げたアルプス電気<6770>(東1)が高値もみ合いに転じるなど、積極的に買う動きが後退した。日経平均は14時にかけて87円19銭安(1万9164円68銭)まで軟化し、2日続落となった。日経JASDAQ平均は高いが東証2部指数、マザーズ指数は安い。

 後場は、13時過ぎに3月決算を発表した三菱電機<6503>(東1)が瞬間もみ合った後急伸。G3ホールディングス<3647>(東2)は米ハンバーガー老舗の日本出店ライセンスなどが好感されて戻り高値。テモナ<3985>(東マ)はweb販促ツールなどが注目される相場が再燃とされて急反発しストップ高。ネクス<6634>(JQS)は26比の業績予想増額や自社株買いが好感されて4日続伸となりストップ高。

 東証1部の出来高概算は19億9653万株(前引けは9億862万株)、売買代金は2兆5460億円(同1兆1522億円)。1部上場2016銘柄のうち、値上がり銘柄数は697(同730)銘柄、値下がり銘柄数は1236(同1158)銘柄。

 また、東証33業種別指数は10業種(前引けは12業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、情報・通信、その他製品、建設、電力・ガス、空運、卸売り、石油・石炭、パルプ・紙、などだった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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