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米ウォール街のエンジニア、失職恐れ社内サーバーにマルウェア仕掛ける
記事提供元:スラド
taraiok曰く、 米国で、仕事を失うことを恐れて社内サーバーにマルウェアを仕込み、上司や同僚のアカウントに不正アクセスを行っていたという31歳のエンジニアが逮捕されるという事件が発生した(Bleeping Computer、Register、Slashdot)。
容疑者はニューヨークの金融機関KCGに雇用され、アルゴリズム取引で1日に数十億ドルの取引を行う業務に従事していた。ネットワークインフラへのアクセス権限を持っており、これを悪用してマルウェアをサーバーに設置したという。捜査資料によると、昨年12月から今年3月までの間に雇用者のサーバーからトレーディングシステムのソースコードを含め300万以上のファイルを盗んだとしている。
容疑者はKCGが買収されるという噂を聞き、仕事を失うことを恐れハッキングを行ったと主張している。なおKCGは実際4月7日に買収されている。
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