ACL、川崎が水原に勝ちGL突破王手、G大阪は痛恨の引き分け

2017年4月26日 07:51

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 25日に行われたサッカーのACLグループリーグ(GL)第5節で、川崎フロンターレはアウェイで水原三星(韓国)に1-0で勝ち、1勝4分となり最終戦で勝てばGLを突破する。ガンバ大阪はホームでアデレード(オーストラリア)に終了間際の失点により3-3で引き分け、1勝1分3敗とGL突破は厳しくなった。

 川崎はこれまで4試合全てが引き分けのグループ3位と、G組首位の水原三星戦にGL突破がかかっていた。ホームの最終節でグループ最下位のイースタンSC(香港)に勝ちさえすれば他の試合結果に関わらずGL突破が決まる。H組最下位のG大阪は最終節、アウェイでの済州(韓国)戦で勝ったとしても他の試合結果によりGL敗退が決まる。

 川崎は勝利をかけて序盤からゴールを狙い続け、後半の48分に中村憲剛のFKを奈良竜樹がヘッドで叩き込んで先制する。その後も攻め続けるも追加点は生まれなかったが、水原を完封に抑えきる守備陣の奮闘で勝ちきった。

 G大阪は立ち上がりの前半6分にCKを長沢駿がヘッドで、12分に堂安律が追加点を奪うも前半終了間際の43分に1点を返される。後半の54分に追いつかれ、直後の58分にPKを失敗する。それでも77分に長沢が3点目を決め突き放しこのまま終了するかと思われたロスタイムに、FKをヘッドで決められ引き分けにされた。

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