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Firefox 53リリース、Auroraチャンネルは更新を停止
Mozillaは18日、Firefox 53をリリースした(リリースノート)。
新機能としてはCompact Dark/Lightの2つのコンパクトテーマが追加されており、Windowsではブラウザーエンジンのコア部分をメインプロセスから分離してGPU上で実行する「Quantum Compositor」が導入されている。また、64ビット版のWindowsでStubインストーラーを使用すると、インストール時に32ビット版/64ビット版を選択可能となる。
本バージョンではWindows XP/Vistaや32ビット版のMac OS Xがサポートされなくなった。これらのOSのユーザーはFirefox ESR 52を使用すればセキュリティ関連の更新を受け取ることができる。Linux版でも古いプロセッサーのサポートが終了している。Windows Vista環境で試してみたところ、Firefox 53のダウンロードリンクはFirefox ESR 52にリダイレクトされた。別の環境でダウンロードしたFirefox 53のインストールファイルを実行するとWindows 7以降が必要だと表示され、インストールはブロックされた。
また、Auroraチャンネルは更新を停止しており、今後数か月のうちにAuroraビルドはリリースサイクルから除去される。今後はNightly-Beta-Releaseとなってリリースサイクルが速くなるほか、Developer EditionはBetaビルドがベースとなり、安定性が高まるとのこと。
なお、Firefox 54はAuroraからBetaに移行しているが、Firefox 55はNightlyにとどまり、6月に直接Betaに移行する。デスクトップ版のFirefox Aurora 54には重要なセキュリティ関係のアップデートが6月まで引き続き提供され、AuroraとDeveloper EditionのユーザーはBetaチャンネルに移行することになる。Android版のAuroraユーザーはNightlyに移行するとのことだ。
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