過去5年間で日本の上場企業から流出した個人情報は単純計算で7545万件

2017年4月14日 21:35

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward曰く、 東京商工リサーチが発表した「上場企業の個人情報漏えい・紛失事故」調査によると、2012年から2016年の5年間で上場企業およびその子会社で発生した個人情報漏えい事件は、公表されているだけで424件、7545万人分だそうだ。7535万人という数字だけ見ると、日本の人口の半分を超えているという(東京商工リサーチZDNet Japan)。

 流出数が最も多かったのはベネッセの顧客情報流出事件で3504万件。続いてヤフー(2200万件)、三菱UFJフィナンシャルグループ(672万件)となっている。いっぽうで漏洩回数が多かった企業はNTTグループが最多で29回、続いて東京ガス(12回)、りそなホールディングス(10回)。原因として多かったのは紛失・誤廃棄で、続いて誤表示・誤送信、ウイルス感染や不正アクセスが続いている。

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