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【野球】失格処分から復帰の巨人・高木京介、東京ドームで謝罪
野球賭博事件により科された1年間の失格処分が明け、育成選手として巨人と再契約した高木京介投手(27)が29日、1軍が全体練習を行っていた東京ドームを訪れた。
練習開始前にナインが右翼付近で輪になる中、高橋由伸監督ら首脳陣、選手に謝罪し、「ご迷惑をお掛けしてしまった。これからは真摯に野球に取り組み、ひたむきに頑張りたい」と挨拶した。
■これまでの経緯
15年10月、福田聡志元投手らが関与していたことに端を発した野球賭博事件。同年11月には福田ら元投手3人が無期失格処分を受けた。
高木の関与が発覚したのが16年3月。素直にそのことを認め、関与が限定的であることなどから1年間の失格処分となった。その後は、母校の星稜高校や國學院大学で練習を行っていた。
今月21日に失格処分が解除されると、翌22日に復帰申請書を巨人に提出。熊崎勝彦コミッショナーの審査を受け、巨人と育成契約を交わした。
●現在は3軍で練習をしている
育成契約を交わして復帰してからは、28日に川崎市のジャイアンツ球場に合流。3軍で練習している。かつてつけていた「28」の頭に「0」がついた「028」からの再出発。
この日謝罪に出向いた後、高橋監督からは「大変だろうけれど、これから頑張れ」という言葉をかけられた。体重も失格処分前の88キロから78キロまで激減。当面はプロで戦うための体づくりから着手している。
支配下登録と1軍での登板を目標に、3軍での練習に打ち込む日々だ。(記事:夏目玲奈・記事一覧を見る)
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