ロッキード・マーティン、出力60kWのレーザー兵器を米陸軍に納入

2017年3月29日 16:11

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記事提供元:スラド

 あるAnonymous Coward 曰く、

 Lockheed Martinが、出力60kWのレーザー兵器を米陸軍の対空ミサイル防衛コマンド(Space and Missile Defense Command)に納入した(Washington Postギズモード・ジャパンLockeed Martinの発表BusinessNewsline)。

 まあこれでドローン撃墜に、不発弾・非命中弾の地上落下がある、火砲やパトリオット(Raytheon Company製)のような高価なミサイルは使わずに済むようになるのかも。

 このレーザー兵器は複数のレーザー光線を束ねることで出力を高めたもので、現在試験が行われている段階だそうだ。レーザー兵器は運用コストが低いため、ドローンなどの飛翔体対策として期待されているようだ。

 レーザー兵器を開発しているのはLockeed Martinだけでなく、Boeingも航空機の迫撃砲を破壊できるという出力10kWのレーザー兵器を2014年に発表している。

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